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刀 銘上総介藤原兼重
かたな めいかずさのすけふじわらかねしげ

資料の概要

指定区分
指定種別 有形文化財(工芸品)
指定・登録日 1956(S31)年12月5日
市町 桑名市
所在地 桑名市東方
所有者 個人
員数 1口
構造 -
年代 江戸時代(前記)
関係サイト -
関連資料 -

概要

 刃長74.4cm、反り2.1cm、目釘穴2個。縞造り大刀で、身巾広く反り浅く猪首風の切先となり、刃文は沸本位のたれ仕立になり、互の目は深く切先にまでいたる。地鉄肌はやや剛く、小杢目肌に柾目肌交じり、縞地柾目が多い。茎部に「上総介藤原兼重」の銘がある。銘と作風から、寛文~延宝期(1661~81)頃の作品と考えられる。
 上総介兼重は越前国の人で、江戸時代前期の刀匠である。はじめ和泉守を名乗っていたが、藤堂家に抱えられたため、上総守と変え後に上総介となった。本刀は、兼重の代表作のひとつである。

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