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尾鷲神社獅子頭
おわせじんじゃししがしら

資料の概要

指定区分
指定種別 有形民俗文化財
指定・登録日 1968(S43)年3月18日
市町 尾鷲市
所在地 尾鷲市北浦町
所有者 尾鷲神社
員数 1個
構造 -
年代 室町時代末期~桃山時代
関係サイト -
関連資料 -

概要

 総高33cm、面長46cmの木彫の獅子頭である。2月1~5日まで行われる尾鷲神社の例祭(ヤーヤ祭)の最終日におこなわれる御獅子出御(おしししゅつぎょ)の儀式に使用される。儀式は、獅子頭を頭上に載せた神職の進行方向により、山方、浜方の豊凶を占うもので、獅子頭は神の依代(よりしろ)として崇敬されている。銘文などにより製作年代を確認することはできないが、大きく見開いた眼、彫りの深い眉やあごひげ、ほほひげの渦巻文、乱ぐい歯は自由奔放で、室町時代末から桃山時代にかけての特色をもっている。
 なお、享保10(1725)年の神社調書控に「大宝天王社、宝物獅子頭一面、但シ雲慶作と申伝候」とあるほか、収納箱に元禄17(1704)年、宝暦9(1759)年、明治41(1908)年の修理銘が残っている。

問い合わせ先:三重県教育委員会事務局 社会教育・文化財保護課
〒514-8570 三重県津市広明町13
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