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御成書院
おなりしょいん

資料の概要

指定区分
指定種別 有形文化財(建造物)
指定・登録日 1955(S30)年4月7日
市町 桑名市
所在地 桑名市太一丸
所有者 個人
員数 1宇
構造 -
年代 -
関係サイト -
関連資料 -

概要

 江戸中期に、豪商山田彦左衛門が毎年藩主を迎えるために建てたもの。
 当初は太一丸通りに面して御成門があり、門を入って北側に建てられていたようであるが、明治16年頃に諸戸精六の手に移った後、庭園東部の現在地に移築された。書院は南面して、桁行七間半、梁間四間、二層入母屋造り。
 屋根は五寸勾配によって形成し、むくり反り等なく一直線の桟瓦葺きで、入母屋破風も単調な形式を示し、妻格子も板張りで簡素で淡白な形式となっている。建具の一部が移築後にガラス戸に取り替えられ、やや調和も欠いているが、茶趣味を取り入れた高雅な意匠に富み、気品風格のある貴重な書院遺構である。

問い合わせ先:三重県教育委員会事務局 社会教育・文化財保護課
〒514-8570 三重県津市広明町13
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