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伊勢の「お木曳き」行事
いせの「おきひき」ぎょうじ

資料の概要

指定区分
指定種別 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財
指定・登録日 1966(S41)年3月26日
市町 伊勢市
所在地 伊勢市
所有者 -
員数 -
構造 -
年代 -
関係サイト -
関連資料 -

概要

 伊勢神宮では、20年ごとに板垣の内の全ての社殿や、祭典関係殿舎を新たに造営し、装束や神宝も新調する式年遷宮が古くから行われてきた。この造営にあたっては、地元の旧神領の人々が工事の初期に用材を運搬することと、造営が完了した頃に、正殿の周囲に敷石を奉納する行事が慣例として行われてきた。これを「お木曳き」「白石持ち」といい、この形態ができたのは中世以来のことといわれる。神領が武士に押領され、遷宮が苦しい中で、造営資材の運搬、宮域舗設に地元住民が労力提供がなされたものが、この行事につながったものと思われる。
 「お木曳き」は式年遷宮当年の数年前に行われ、「白石持ち」は遷宮執行の2,3ヶ月前に実施される。

問い合わせ先:三重県教育委員会事務局 社会教育・文化財保護課
〒514-8570 三重県津市広明町13
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