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伊賀国分寺跡
いがこくぶんじあと

資料の概要

指定区分
指定種別 史跡
指定・登録日 1923(T12)年3月7日
市町 伊賀市
所在地 伊賀市西明寺字長者屋敷
所有者 伊賀市・国(財務省)ほか
員数 -
構造 -
年代 奈良時代以降
関係サイト -
関連資料 -

概要

 伊賀市街地の東方、名阪国道に接して存在する。奈良時代に建立された国分寺のひとつである。各建物の基壇跡(きだんあと)がわずかな高まりとなって残存している。金堂の前後に中門・講堂を配し、中門の南西方向に塔が配置されている。金堂から中門にかけては回廊(かいろう)が巡らされていた可能性がある。
 また、これらの建物群は約240m四方の土塁で囲まれているが、これは築地跡(ついじあと)と考えられている。国分寺の主要建物は全て金堂の中心を基準に建立されていることが検討されている。なお、西面の築地跡を条理地割り(じょうりじわり)に沿って北上すると伊賀国府跡、南下すると森脇遺跡に達し、計画的な設計が想定される。

問い合わせ先:三重県教育委員会事務局 社会教育・文化財保護課
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