指定区分 | 国 |
---|---|
指定種別 | 重要無形民俗文化財 |
指定・登録日 | 1980(S55)年1月28日 |
市町 | 志摩市 |
所在地 | 志摩市阿児町安乗 |
所有者 | 安乗人形芝居保存会(伝承者) |
員数 | - |
構造 | - |
年代 | - |
関係サイト | - |
関連資料 | - |
旧暦8月14日、15日に安乗神社の祭礼の際に境内の広場に建てられた専用の舞台において、安乗の有志により演じられる人形芝居である。演目としては「阿波の鳴門」「御所桜堀川夜討」「太功記」「菅原伝授手習鑑」等淡路系の演目を伝える。また毎年大晦日には式三番叟(翁、千歳、三番叟)を本殿へ移し、1月2日の日の出を浴びて式三番を舞い納める。地方に伝承されている代表的な三人遣いの人形芝居であるとともに、新年の大漁祈願を目的として式三番を舞わすという民俗と結びついたものである。元禄時代に始まったと伝えられ、大正末期に中絶したが、昭和25年に復活された。 なお、「安乗人形芝居」として、記録作成等の措置を構ずべき無形の民俗文化財にも選択されている。 |