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西方指南抄 親鸞筆 附 直門弟書写本
さいほうしなんしょう しんらんひつ つけたり じきもんていしょしゃほん

資料の概要

指定区分
指定種別 国宝(書跡・典籍)
指定・登録日 1953(S28)年11月14日
市町 津市
所在地 津市一身田町
所有者 宗教法人専修寺
員数 6冊
構造 -
年代 -
関係サイト -
関連資料 -

概要

 親鸞の師法然の法語、消息、行状等を編集したもので、各冊の奥書により親鸞84歳の康元元(1256)年10月から翌年正月の間に書かれたものである。法然の言行録として現存する最古のもので、晩年の親鸞の筆蹟として最も信の置けるものである。 縦28.2cm、横18.2cmの袋綴装で、上中下各本の6冊よりなる。本文は仮名交じり文で、1頁6行に記し、漢字には全部墨訓が施され、朱訓も混ざっている。表紙に親鸞自筆で「釈真仏」とあり、高田派2世真仏に与えたことがわかる。附の写本6冊の内、5冊は親鸞直弟覚信の筆写で、1冊は3世顕智の筆である。

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