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木造諸尊仏龕
もくぞうしょそんぶつがん

資料の概要

指定区分
指定種別 重要文化財(彫刻)
指定・登録日 1963(S38)年7月1日
市町 明和町
所在地 奈良市登大路町50番地 奈良国立博物館
所有者 個人
員数 1躯
構造 -
年代 中国・唐
関係サイト -
関連資料 -

概要

 白檀の小片を丁字形に刳って三龕をつくり、前面の四分の一にあたる二龕を蝶番で後面の二分の一にあたる中央龕につないで開閉できるようにしている。龕内には微細な像を精緻に彫り出し、三龕を閉じた時の形は八角筒形で上端を丸面取りしている。このような小龕像は、中国の唐代に、念持仏として珍重されたようで高野山にも伝世し、国宝に指定されている。本品は高野山のものと比べると小品ではあるが唐代(8世紀)の仏教文化を伝える貴重な遺品である。

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