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三多気のサクラ
みたけのさくら

資料の概要

指定区分
指定種別 名勝
指定・登録日 1942(S17)年7月21日
市町 津市
所在地 津市美杉町三多気
所有者 個人
員数 -
構造 -
年代 -
関係サイト -
関連資料 -

概要

 ヤマザクラを主とする桜並木で、旧伊勢本街道から真福院に至る約1.5kmの参道沿いに植えられたものである。
 三多気の桜の起源については明らかでないが、伝承として、理源大師が昌泰年間(899年頃)に、ここに留まって桜を植えたのが始まりとされる。また、北畠氏の祖、中院通方(なかのいんみちかた)が蔵王権現に深く帰依して堂や塔を建立し、桜を増殖したと言われている。さらに、北畠顕能(きたばたけあきよし)は真福院に念持仏不動尊を納め、ここを一族の祈願所と定めて、重臣日置(ひおき)越前守を三多気に封じてその奉仕に当て、多気の国司館から飼坂峠(かいさかとうげ)を越えて真福院山門まで、8km余りの沿道に桜が植えられたとされる。

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