指定区分 | 県 |
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指定種別 | 有形文化財(彫刻) |
指定・登録日 | 1955(S30)年4月7日 |
市町 | 玉城町 |
所在地 | 度会郡玉城町田丸 |
所有者 | 個人 |
員数 | 1躯 |
構造 | - |
年代 | 中国・清時代 |
関係サイト | - |
関連資料 | - |
総高台座共104cm、蝋型鋳造。正面だけでなく、四方に同じ千手観音像を配して、沢山の脇手が円い光背のように出て、各掌には目を描いた風変わりな像である。頭、胴、台座を一鋳とし、手及び化仏は別に鋳て胴や頭についでいる。全体に粉溜とし、眼、口、髭、掌、持ち物等には簡単な彩色が施されている。頭上には化仏四つをつけ、各尊とも第一手合掌、第二手宝鉢を持ち他は左右に各6本づつ脇手を出し、その間に小手を入れ、丁度円い光背の様になっている。 作風から、中国の清代頃の作と考えられている。 |