このページではjavascriptを使用しています。JavaScriptが無効なため一部の機能が動作しません。
動作させるためにはJavaScriptを有効にしてください。またはブラウザの機能をご利用ください。

サイト内検索

三重県総合博物館 > 新県立博物館整備 > 3方向・7項目 > 平成25年度第4回経営向上懇話会

平成25年度 第4回三重県総合博物館経営向上懇話会の結果概要

1.日時:平成26年1月22日(水)16:00~18:00

2.場所:三重県総合博物館 3階 レクチャールーム

3.議題:
(1)報告及び意見交換
① 経営向上懇話会でいただいた意見に対する取組状況等について
② 開館までの取組について
 

4.出席委員:
齋藤  彰一氏   株式会社三重銀行 特別顧問 
田部 眞樹子氏  三重県子どもNPOサポートセンター 理事長 
中村 忠明氏    公益財団法人三重県文化振興事業団 文化交流ディレクター
西岡 慶子氏    株式会社光機械製作所 代表取締役社長 
山下 治子氏    株式会社アム・プロモーション ミュゼ 編集長
山田 康彦氏    三重大学教育学部 教授 

5.配布資料:
資料1    経営向上懇話会でいただいた意見に対する取組状況等について
資料2    開館までの取組について
参考資料  三重県総合博物館経営向上懇話会 設置要綱

6. 委員からの主なご意見(要約)
(1)報告及び意見交換
① 経営向上懇話会でいただいた意見に対する取組状況等について
② 開館までの取組について
・ 最近、テレビで何回もゾウ化石発見のニュースが流されるなど、単なる宣伝だけではなく、中身で注目されることは良いことである。
・ ホームページのアクセス数はモニタリングしているか。
・ 言葉としてのインパクトがもっと必要である。「明日を生み出す力」「みんなでつくる博物館」だけでなく、子どもたちにスッと入る言葉がないとCMをつくるにしてもインパクトが弱いのではないか。「ミエゾウに会いに行こう」というような子どもたちの行動を促すようなものがある方が良い。
・ 観覧料にしても、ただ「高校生以下は無料です」というだけではなく、無料でも招待券を配るなど、行ってみようと思わせる工夫をしてはどうか。
・ 遷宮や、熊野古道世界遺産登録10周年などの盛り上がりがあるので、旅行社のツアーに組み入れられるようにしてはどうか。
・ 今後、段階に分けてイメージを高めていく必要がある。
・ 平日昼間の主な来館者は、小さな子どもとその母親である。こうした母親に対するプログラムはあるか。例えば、飲食・休憩コーナーの使い方はどのようになるのか。
・ 家族で来て1日過ごせる、というイメージがしにくい。
・ 子どもへの広報は、こまめに行う必要がある。自分たちも、子どもたちに年4回カードを配る取組を7年間続けた。
・ 今から新しいことを始めるよりも、今行っていることをスピードアップしてやった方が良い。
・ 県全体が熱くなる必要がある。自分も、人に会う度にMieMuの宣伝をしている。県にはお客さんもたくさん来ると思うので、職員は、来訪者一人ひとりに対してMieMuの話題を出すようにしてほしい。
・ 文化交流ゾーンでの連携という点から、総合文化センターのチラシにMieMuの情報が入っていないので、入れるようにしてほしい。
・ 開館100日前だけでなく、開館1ヶ月前が重要。濃密で細かいキャンペーンを行ってほしい。開館1ヶ月前から毎日記事が載るくらいのつもりで取り組んでほしい。一方で、記事にしたくなるようなものを用意する必要がある。
・ 開館1ヶ月前の段階で、開館後半年程度の企画展の計画は出せるか。
・ 県立美術館の開館30周年の際には県政だよりで3ページほどの特集が組まれた。同様の取組はしてほしい。
・ 接客の訓練が必要である。他県には「チケットさえ売れればいい」と感じさせる対応のところもあるが、そのようにならないように、お迎えする気持ちを養う必要がある。人の温かみが感じられる接客が重要。
・ 接客の視点は重要である。どうしても「おもてなし」を忘れがちになる。博物館の魅力には「展示の魅力」のほかに「人の魅力」がある。
・ MieMuのホームページを見たが、まだまだコンテンツの充実が必要である。
・ キャンペーンについては、ゾウを連れてくるなどして、コンテンツを知ってもらうようにしたり、子どもを巻き込んだイベントをした方が注目される。
・ グローバル社会であるし、県内にも多くの外国人が住んでおり、外国語での発信も必要である。外国にとってはどこの都道府県も重みは同じであり、発信力が高い方が注目される。
・ 開館100日前の号外について、「三重県総合博物館」と「MieMu」が混在している。三重県総合博物館の文字はもっと小さくして、MieMuに統一してしまった方が良い。
・ 伝えたいものを何でも入れようとすると失敗する。
・ 子どもが宣伝隊になるような取組をしてはどうか。子ども同士の間でも、年上の子がやっていることを見て、年下の子は心を動かされるものである。
・ 職員だけでなく、お客さんと直接接する人(受付など)からの声を吸い上げて館内で共有することが重要となる。
・ 開館した始めの1~2週間は、学芸員が館内に出て、お客さんの声を直接聞くようにしてはどうか。お客さんは、今までの博物館とは違うと感じることができるし、学芸員から直接話を聞いて新しい発見があると、嬉しいものである。
・ 開館時は館のスピリットをつくる大事な時期なので、接客面についてもMieMuの伝統となるような雰囲気づくりに努めてほしい。
・ オープニングのリハーサルはしておくべき。館職員だけでなく、受付や警備など混合チームの中でのチームワークが必要となるので、お客さんの声を吸い上げて共有することは重要である。
・ 津駅からの道標などは実施するのか。
・ 企業からの寄付について、一度お願いしただけでは難しいので、訪問のペースを上げて何度も行く必要がある。県費負担20%削減に向けて目標意識をもってほしい。
・ 自分も企業に声をかけて、いくつか成果が出ている。これからも続けるので県としても頑張ってほしい。
・ 下からの積み上げでは絶対に成果は上がらない。大切なのはトップダウンであり、権限のある人に会うことと、何回も粘り強く訪問すること。
・ ミュージアム・パートナーとはどのようなものか教えてほしい。博物館の運営について意見を言えるような組織なのか。
・ 自立した組織として設けるようだが、会長や役員を置くと、博物館に対する意見や要望ばかりになってしまう。規約をしっかりつくっておいた方が良い。
・ 友の会的な「ミュージアム・パートナー」に加え、より研究に重点を置いた「市民研究員」や広報ボランティアの「みりょく発信隊」などがあるので、役割を明確にした上で取り組めば良いと思う。
・ 通常、小売業ではオープン1ヶ月前には臨戦態勢をひいて、他店からの応援態勢をとったり、リハーサルや訓練を行うものである。
・ オープン自体はできると思うが、クオリティや安全性も求められるので、リハーサルなどは必要である。
・ 職員にとっては普段やっていないことなので、大変であることは認識している。
・ 今後、長い目で見たときに、文化交流ゾーン一帯や周辺の店舗も含めた「街」としてデザインできれば良いと思う。
・ 津市との連携はどのような感じか。

 

 

 懇話会のようす  懇話会のようす
写真・懇話会の様子1 写真・懇話会の様子2
 懇話会のようす  懇話会の様子
写真・懇話会の様子3 写真・懇話会の様子4

 

 

ページID:000023122