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三重県管内全図

資料名 三重県管内全図 時代 明治時代
(明治17年12月23日発行)
寸法  たて:211.0cm
 よこ:108.8cm
備考 三重縣第二部第二課 編
伊勢 小林源之助 製図
解説 平成18(2006)年1月10日、多気郡大台町と多気郡宮川村が合併して多気郡大台町が、南牟婁郡紀宝町と南牟婁郡鵜殿村が合併して南牟婁郡紀宝町が誕生しました。この合併で69あった市町村が29市町になって、三重県から「村」がなくなりました。三重県内は、これで「平成の大合併」が終わりました。
都道府県数は、明治4(1871)年の廃藩置県で3府302県が設置され、その後、3府72県になり、現在は1都1道2府43県になっていますが、市町村数の減少は目をみはるものがあります。
明治5(1872)年、三重県の前身の安濃津県と度会県をあわせて1814町村がありました。現在の三重県が誕生した明治9(1876)年には1693町村ありましたが、明治22(1889)年、336市町村(1市18町317村)に統廃合されました。これ以後、合併が繰り返され、「昭和の大合併」が始まった昭和22(1947)年には289市町村(7市35町247村)に、昭和32(1957)年には79市町村(12市40町27村)と明治5年の時の約23分の1へと減少しています。そして、昭和48(1973)年に安芸郡豊里村が津市に編入されて69市町村(13市44町12村)となっています。元号が「平成」と改元された平成元(1989)年には桑名郡木曽岬村が町制を施行して桑名郡木曽岬町となったのが昭和最後の合併でした。平成15(2003)年に員弁郡4町(北勢町・員弁町・大安町・藤原町)が合併していなべ市になったのを最初に、「平成の大合併」で29市町(14市15町)と実に明治5年の約63分の1の数になりました。
 右の写真は、明治17(1884)年に作られた三重県地図です。当時の主要な町(桑名・四日市・津・上野・松阪・宇治・山田・鳥羽)の市街図や主要街道(東海道・初瀬街道・鳥羽街道・伊勢街道・和歌山街道・和歌山別街道・伊勢別街道・名張街道・大和街道・奈良街道・伊賀街道・熊野街道)の距離表、最寄りの郵便局までの距離表があわせて載っています。

※宇治と山田は、現在の伊勢市のことです。(明治22(1889)年に宇治山田町、明治39(1906)年に宇治山田市となり、昭和30(1955)年に伊勢市と改称しています。
(FK)
三重縣管内全図
三重県地図(平成14年)

平成14年までの三重県(69市町村)
三重県地図(平成18年)

平成18年からの三重県(29市町)
北勢 伊賀・津 伊勢志摩 東紀州 桑名 四日市  上野 宇治 山田 鳥羽 里程1 里程2 里程3
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