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三重県総合博物館 > コレクション > スタッフのおすすめ > 六鯨図并捕鯨具

六鯨図并捕鯨具

資料名 六鯨図并捕鯨具 時代 江戸時代(天保15年/1844年)
解説 セミクジラなど6種類の鯨の絵や捕鯨道具、勢子船などが描かれた絵巻物です。この絵巻物は、オリジナルではなく、江戸時代の天保15(1844)年に熊野古座(現在の和歌山県東牟婁郡串本町<旧東牟婁郡古座町・平成17年4月1日に旧東牟婁郡串本町と合併>)で写したものです。
1枚目の写真は、セミクジラ(右上の部分に「背美鯨」と書かれています)が描かれた部分です。「眼」や「汐吹」など鯨の体の名称が書かれています。
2枚目は、勢子船が描かれた部分です。勢子船は、張った網の方へ鯨を追い込んで、銛を打つ刃刺(はざし)と呼ばれる漁師が乗った船です。船体には、華麗な模様が描かれているのがわかります。
3枚目は、セミクジラの骨格などが描かれています。骨や内臓の名称を比較的詳しく書いています。 (F)
六鯨図(セミクジラ)
勢子船
セミクジラ(解体図)
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