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三重県総合博物館 > コレクション > スタッフのおすすめ > カンムリウミスズメ(国・天然記念物)

カンムリウミスズメ(国・天然記念物)(Synthliboramphus wumizusume

カンムリウミスズメ(白黒) 資料名

学名 Synthliboramphus  wumizusume

分類 鳥綱
チドリ目
ウミスズメ科
捕獲日 昭和31(1956)年5月4日
捕獲地 紀伊長島町の湾外(農林省許可)
寸法 体長:約20cm
解説 カンムリウミスズメは、伊豆諸島、熊野灘、九州北部の離島などの限られた地域で繁殖する海鳥です。体型は、ちょっと太めです。羽は短くて飛ぶのは苦手ですが、泳ぎは得意です。頭頂の中央の羽が繁殖期には伸びて冠状に見えることから「カンムリウミスズメ」と呼ばれるようになりました。
三重県内では、北牟婁郡紀北町紀伊長島区(旧北牟婁郡紀伊長島町)沖の離島に繁殖地が記録されています。三重県では、カンムリウミスズメに「孫太郎」という愛称をつけています。
カンムリウミスズメは、昭和50(1975)年6月26日に国・天然記念物に指定されました。しかし、生息数が減っていることから『改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物』鳥類(環境省・レッドデータブック)では「絶滅危惧Ⅱ類」(絶滅の危険が増大している種)に、三重県では、「三重県指定希少野生動植物種」(三重県自然環境保全条例)にもなっています。 (I)
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