このページではjavascriptを使用しています。JavaScriptが無効なため一部の機能が動作しません。
動作させるためにはJavaScriptを有効にしてください。またはブラウザの機能をご利用ください。

サイト内検索

三重県総合博物館 > コレクション > スタッフのおすすめ > 耳環(金環・銀環・銅環)

耳環(金環・銀環・銅環)

耳環(金環)
金環(142)
金めっき部分1

金めっき部分2

金めっき部分
登録番号  142(金環)
 143(銀環)
 145(銅環)
資料名  耳環(金環・銀環・銅環)
出土地  142
 津市(旧一志郡河合村)
 143
 松阪市(旧一志郡阿坂村)
 145
 出土地不明
時代  古墳時代
寸法  142 径:約2.3cm
 143 径:約3.0cm
 145 径:約3.0cm
耳環(銀環)
銀環(143)
解説
耳環(じかん)は、今でいうイヤリングのような耳飾りのことです。耳飾りの歴史は古く、縄文時代から装身具として使われていました。縄文時代の耳飾りは、土製品や石製品などで、現在のように金属や宝石などを使ったものではありませんでした。
ところが、古墳時代になると金や銀・銅などの金属を使ったものが登場します。また、銅や鉄でつくったものに金や銀のメッキを施したものも登場します。
断面の形が円形またはへん円形の金属をまるく曲げたもので、金属部分は、中心が空洞になっている場合もあります。1か所だけ切れ目があって、おそらく、イヤリングと同じようにこの部分で耳たぶの両側を挟んで押さえて使ったのでしょう。
写真の耳環は、単純な環の形ですが、古墳時代は加工技術の進歩がめざましく、「垂飾付耳飾(たれかざりつきみみかざり)」と呼ばれるものがあって、さまざまな装飾を施したきらびやかなものもつくられています。(FK)
耳環(銅環)
銅環(145)
ページID:000061489